最近、動画用で、fx30というカメラをホームビデオ的な使い方を目的に、買いました。
なので、写真専用のsdQuattroほど使用頻度は高くならないかもな??と思っていたのですが、
こんなハッシュタグを見つけてから、気持ちがガラッと変わりました。
1cutcinemaは、このツイートをされたbird and insect という映像制作会社の林さんという方が考えた(?)もの。
なるほど、確かにスナップしていて、ちょっと動いていた方がいいなあ、と思うものと出会うときもあり、vlogやホームビデオとは違った視点で街をみて、撮影していくのは、いいなあ、と。
写真を撮るときに世界を見てきた感覚の延長で映像を撮れるのではないか、と。
そんな気持ちでfx30の持ち出しを増やしてみました。
その気持ちで最初に撮ったのがこれ。
そして、これも同じ日に撮ったかな。
これを編集しているときに、最後にタイトル代わりに1cut cinemaと入れたいなあ、と思いました。
このあたりから、写真の時の眼と、少しだけ違う眼を使っているなあ、と思い始めた気がする。
このブログでも何度も書いているけれど、写真をはじめて、一番よかったな、と思ったのは、「世界の些細なものにも価値を見出せる眼を手に入れた」こと。
家でも、街でも、光を軸に、対象の良さを見出す感覚を手に入れたのが、とても嬉しくて、その感覚をなぞるように、写真を撮り続けているような気がします。
そして、この写真が、「瞬間の眼」だとすると、1cutcinemaは、「動きの眼」
動画だから、当然ではあるんだけど、「動きの眼」はその対象の魅力や価値に気がついてからだと、少し遅い。対象が動いているので。
そうすると、写真の「瞬間の眼」よりも、時間やその場の広さが拡張されて、
大げさに言うと、「少し広い範囲の少し先の未来を予測する眼」を得て、「瞬間の眼」に追加された感覚になってきています。
この感覚の拡張が面白くて、とにかく気になったら、撮って編集して出すようにしています。
たくさん撮りまくることで、クオリティは低いかもしれないけれど、色々なことを考えるので、とても勉強になるし、たのしい。
色を編集したり、レンズを変えたり、何気ないカットを繫げたり、あと、AI作曲の音楽生成にも興味を持つようになってきた。
歩きながらだと、手ぶれもしてしまうが、これもレンズとの兼ね合いとか、MFの練習とか色々考えることがあってたのしい。
はじめに買ったときよりも、自分を成長させてくれた #1cutcinema のハッシュタグ。
どんどん撮っていきたいな。
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