ここのところ使っているcarl zeissのultron50mm f1.8が最高すぎるので、簡単に作例とレビューを。
外観
銀の鏡胴がかっこよく、sigmaの純正と比べて小さくて軽いです。
ただ、キャップがいわゆるスクリューではなく、特殊な形なので、絶対になくせない・・・
うーん、ほんとプロダクトとしての美しさがある。
あと、外観とは違いますが、このレンズ、構成が少し変わっています。
世に出ているレンズの前玉(一番外についているレンズ)の多くは凸レンズなのですが、このcarlzeissのultronは凹レンズになっています。
このちょっと変わった仕様は、Voigtlanderの歴史に関わっているようです。
ultronだけでなく、noktonやAPO-LANTHARなどの現代レンズを多く排出しているVoigtlanderブランド。現在はコシナのブランドのひとつですが、以前は一つの会社でした。
それが経営難によってcarlzeiss社に身売りをした結果、もともとレンジファインダー用に作られたultronが、carlzeissの意向で一眼レフ用に作り変えせれることになったようです。その時にバックフォーカスを稼ぐために、凹レンズが前玉に採用されたとかなんとか。
では、その変わった仕様によって、どのような写りになるのでしょう。
作例
では、ここからは作例をいくつか。カメラはSIGMAのsdQuattroです。
もうほんと、超好きな写り。凹レンズなので、ピントはシビアですが、ピント面はパキっと。でもボケもいい感じ。
あと、解像度だけでなく、色乗りと質感の再現がとても好きな感じです。
軽くて小さくてこれだけ写る。
もう常用はこのレンズかなあ・・・。
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