レンズって不思議なもので、どうしても増えちゃうんですよね。
色々な作例を見る度に、欲しくなってしまって。
で、中には買うものもあって、買ってからはその新しいレンズばっかりってこともあるんだけど、結局自分の好きな画角とか、描写とかで、戻ってきてしまう、そんなレンズありませんか?
ぼくにとっては、これ
mamiya sekor c 80mm f1.9
買った当初にも記事にはしているのですが、
長期レビュー的に、撮った写真とともに振り返ってみようと思います。
もともとはmamiyaの中判フィルム用のレンズ。アダプタを改良して、sdQuattroに付けられるようにしました。
中判用、しかもf1.9と大口径なので、重いです。
でも、中判用の中心部だけという贅沢使いと、この明るさで、iso100のみで使うsdQuattroの助けになっています。
うまく表現できませんが、スッキリとしたピント面に、大口径のボケ感、+オールドな雰囲気というような。
では、ここからはそんな好きな感じの写真を見ていただこうと思います。全て撮って出しです。
なんかフィルムのポジっぽい。
平和な感じがして良い。
白いところがちょっとにじむけど、これも悪くない。好みの問題はあるだろうけど。
換算120mmとか130mmとかなので、どうしてもこう切り取る感じになる。
foveonだからってのもあるかもだけど、モノクロも強い。
ほんと好きな写りのレンズ。
基本的には大好きなんだけど、微妙なポイントをあげるとすれば
・やっぱり重い:これは機動力重視の人は厳しいと思う。ぼくはもう慣れてしまったのと、それを上回る描写の好みがあるので、ほぼ毎日通勤時にも持ち歩いているけれど。
・ピントリングの重さ:基本的に中判フィルムのサイズをカバーするので、レンズの径が大きいです。そのうえで、ピントリングがぬるっと動くので、動体(うちでいうと子供ら)を瞬間でMFで捉えるのは難しかったりする。
でも本当にそれぐらいかも。
写りは本当に好きなんだなあ。
と、言うわけで、振り返ってみましたが、これは本当に長い付き合いになりそうなレンズです。
定期的にケアをしていかないとなあ。
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